4/12~🧭 検証「歴史的な一週間となった米国株式市場――今、何を読み取るべきか?」

ハドソン・パートナーズ・米国株式市場

🎧 音声配信(stand.fm・スタエフ)~ハドソン・ボイスで、検索ください。

Hudson Voice(ハドソン・ボイス)ー深層解析対談チャンネル

 

 

🎧 音声配信(スタエフ限定)で、下記のようなことを、昨日はお話してみました。

成功には代価、代償がつきもの。ウォール街で有名な言葉を通して、成果を出すために必要な視点や行動について語っています。

続きはスタエフで。

歴史に残る一週間でした—2025年4月第2週のアメリカ株式市場を振り返って。

今週のアメリカ株式市場は、まさに記憶と記録に残るような、特別な一週間でした。

ここまでの展開は、きっと今後も長く語られることになるでしょう。
そしてそれは、単に数字やニュースの話ではなく、「なぜ、どうして、何が動いたのか」——そうした本質を読み取る力が問われた週でもありました。

この数日間、ブログではその日その日の動きを追いながら、本当に大切なことに焦点を当ててきました。


表面の動きにとらわれず、背景に流れる「流れ」や「空気」をつかむ視点。
それは、日々の積み重ねの中でしか得られないものです。

会員の皆さまにおかれましては、ぜひ今週の各エントリーを改めてご覧いただければと思います。
どの記事も、未来の成果につなげていただくために、心を込めて記した内容です。

私たちは、単に情報を並べるのではなく、それを行動に活かすための“視点”をご提供することを大切にしています。

この先を見据える皆さまの一助、目に見える成果となることを、心から願っております。

本日は、昨日からの続きと補足として。「検証」。

どういう人たちが、何をどうしたいのか。そのために、何をしようとしているのか—。
これらは、会員の皆様におかれましては、すでに重々ご承知のことと拝察いたします。

その前提に立ちますと、現実の金融市場において、今、まさに私たちの目の前で、ひとつの明確な現象が起こっているのは、否定しがたい事実です。

これは、見て見ぬふりはできない。放っておくには、あまりに意味のある動きです。

たしかに、「関税がどうだ」「インフレ懸念がこうだ」といった話題は、今もメディアを賑わせていますし、もちろん重要な要素です。

しかし、それらは言うなれば“表層”の話。

当ブログが重視しているのは、もっと深いところ—すなわち、「金融市場が語る無言のメッセージ」に耳を澄ませることです。

なぜなら、市場は時として、政策や発言の一歩先を読み、すでに動き始めていることがあるからです。

「誰かに聞く」「メディアに聞く」—もちろん、それも悪くはありません。情報の入り口としては華やかで、耳触りも良い。

けれども、当ブログはあくまで「金融市場に聞く」ことを出発点としております。そこには、ポジションや思惑に左右されることのない、冷徹で誠実な事実が宿っているからです。

事後解説。後講釈。もっとも、こうした“事後の言葉遊び”が好まれるのは、実は、直接金融の現場に身を置いたことのない方々の間において、しばしば見られる傾向でもあります。
もちろん、それが「金融」というよりも、「ギャンブル的値動き命」「ポジトーク至上主義」の世界であれば、また話は別ですが。

そうでない世界で生きて来ている私たちは、考えられることはすべて考え、あらゆる可能性を想定しておく必要があります。

なぜなら、事後の言い訳より、事前の洞察こそが、真に価値あるものだからです。

市場が語ることに耳を澄ます。これは昨日から繰り返し申し上げておりますが、それほどに重要な事実を目にしている局面に、今、私たちは立っているのです。

このあと、今まさに現実として私たちの目の前に現れている、その本質的なポイントを、6つの視点に分けて検証してまいります。

検証である以上、客観性が求められるのは言うまでもありませんが、あえてここで明言しておきたいのは、私たちのこの検証においては、ハドソン・パートナーズのホームページ「洞察・実践の広場」でもご紹介しているアイン・ランドの哲学—すなわちオブジェクティビズム(客観主義)、そしてそれに基づくオブジェクティビティ(客観性)の姿勢を、もちろん基盤としているということです。

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