ブログ管理人・筆者の背景
ニックネーム:アウトライヤー2023
・背景
現実社会、現実の自分の生活において、現在も、ニューヨークとは、一定程度の深いつながりを持ちながら、生活しています。
ウォール街でのキャリアのスタートは、米国投資銀行の東京支店を基盤にして、駆け出しのころから、米国ニューヨーク・マンハッタンにて、ウォール街、当時、全米第6位だった米投資銀行・ペインウェバー・ニューヨーク本店で、2名のアメリカ人メンター(教育係・師匠)、(おひとりは、MIT出身の生粋の米国株のトレーダーで数学者のような人、もう、おひとりは、バックオフィス業務の長年のヘッド)から、仕事の訓練を一定期間受けたところに遡ります。
当時、このおふたりから、アメリカ(米国)株式に関わること、入り口から出口まで、全てを学ぶ、訓練するという事で、仕事の訓練を受け、実際にニューヨークで直接、株式市場にかかわったところから始まりました。
当時は、ニューヨーク証券取引所にもよく足を運びました。
なにせ、バックオフィス業務のヘッドの方の友人が、それはもう、当時、ニューヨーク証券取引所に、たくさんいましたものですから(笑)。
なんのご縁か、ずいぶん後に、このメンター(私の教育係)のおひとり、バックオフィス業務の長年のヘッドが、アメリカ人のすごく綺麗な女性と結婚なさった時、私ども夫婦が、今度は、おふたりのご結婚の立会人を務めました。
以来、自分の会社が、変わっても、年に複数回、ニューヨークを訪問するたびに、週末は、必ずと言っていいほど、当時、ニュージャージー州にあった、このご夫婦のご自宅に、滞在、宿泊しまして(笑)。
週末は、ホテルではなくて、そこで過ごす、ということ、定番のようになりまして、幾度となく繰り返し、秋のリンゴ狩りなど、たくさんの楽しい思い出も、できました。
20年超に及ぶキャリアの中で、東京と、米ニューヨーク(ウォール街)、英ロンドン(シティ)、香港を頻繁に往復しながら、グローバル株式・金融業務に従事しました。
当時、時に、自分は1年のどのくらいの時間を、飛行機の中で過ごしているのだろう、と自問自答したこともあります。
プロフィールに記しております通り、メリルリンチ証券会社、ベアー・スターンズ証券会社等々の外資系企業東京支店法人部門に勤務。
都合、まあ、あわせて、外資系企業勤務約20年超というところですかね。
メリルリンチ証券会社とベアー・スターンズ証券会社ではそれぞれ東京支店法人部門外国株式営業部長を務めました。(機関投資家さんとのビジネス)
メリルリンチ証券会社では、当時アジア地域で2名のみだったグローバル・エクイティ・コーディネーター(株式業務推進役)も務め、ニューヨークやロンドン、香港だけでなく、インドネシアにまで足を運び、仕事を、真剣にしながら、同時に、それを楽しみました。
・企業顧問として
2012年に外資系企業退職後、日本企業の顧問に就任。
以来、海外事業に関し、CEO・最高経営責任者に対する顧問職を都合10年4か月務め、2022年当時、病気治療中であった、亡父の最後に寄り添いたいという希望から、2022年の秋の終わりに、顧問職を退任させていただきました。
・ニューヨーク、ロンドン、そして、、、
前述の通り、実際に、何度も、何度も、直接、ニューヨークへ足を運んで、また、ニューヨークからも、ウォール街のその投資銀行のマネジメントに携わる人達、エコノミスト、ストラテジスト、アナリスト、トレーダー達が東京を訪問する中で、一緒に、密接に連携しながら、当時、仕事をしてきました。
その当時の経験から、常に、アメリカ株式市場を見る時に、アメリカの目線から、という事に基本を置いており、その目線こそを、様々な意味において、崩すことなく、大切にして、米株式市場、米金融政策、米財政政策を見ています。
自分は、この通り、一定年数、金融実務者として、東京を中心に、年に複数回、ニューヨーク、ロンドン、香港などに、足しげく、足を運んで、働いてきました。
もちろん、自分自身、東京とニューヨークで仕事をするにあたりましては。
日本とアメリカ、両方の関係当局が要求する、金融実務者としての必要な試験にパスして、当時、登録した上でのことでした。
・ドリームチーム、天才集団LTCMの皆さまと直接2度お会いさせていただいて、、、
1990年代の中頃、1998年に破綻してしまった、LTCM(Long-Term Capital Management)の主要メンバー6、7名の方々と、こちら側も、6、7名くらいの人数で、直接、2回ほど、お会いさせて頂き、ミーティングを持たせていただきました。
2回とも、結構、長いミーティングをした記憶が鮮明にあります。
当時、彼らは、ウォール街で、ドリームチーム、天才集団と呼ばれていました。
元ソロモン・ブラザース副会長であったメリウエザー氏が率いていました。
僕のような凡人には、全員、天才以外の何物でもないと映った記憶があります。
当時、その中のおひとりは、20代後半くらいの方で、ミーティング時、僕の斜め前にお座りでしたが、ハーバード大学の教授を、すでに務められておられるとおっしゃっておられた記憶があります。彼らの天才ぶり、伺えました。
僕が鮮明に覚えているのは、それぞれ2回とも、長いミーティングが終わった後に、「え~、うそ~、お金の匂いが、全然しないわ~」
真面目に、「お金の匂いが、ほとんど全くしなかった事」ですね。
お金を儲けようとか、金持ちになろうとか、そういう事ではなくて。
彼らの考えた投資モデルや投資手法が、いかに、どのように、市場全体に寄与、インパクトを与え得るのか。
まるで、本当に、天才科学者集団の実験でも見ているかのような、実験のお話をお聞きしているかのような、そういう個人的な強烈な印象でした。
これは、当時の一例ですが、自分で、実際に、現実に、直接、体感、経験してきたこと、その延長線上から、このブログを展開しています。
金融実務とブログの世界は、これは、全く異なります。
自分は、金融の世界で、後悔のないように、仕事をしてきました。
ただ、金融界を去る時は、それは、やはり、ひとつの職業を去るわけですから、後ろ髪ひかれる思いがあったことも事実です。
・尊敬してやまない本多静六氏
2022年秋の終わりに、顧問職を退任して以来、自分が長年、心の中で尊敬してきた本多静六氏のおっしゃってられる、職業の道楽化、これへのチャレンジに没頭しようと思い、冒頭に述べております通り、過去254本に及ぶノート寄稿(全文無料読み放題)、そして、このブログ記事約300本を、これまで、日々、書き続けて参りました。
本多静六氏のお言葉から~
人生の最大幸福はその職業の道楽化にある。
富も名誉も美衣美食も、職業道楽の愉快さには遠く及ばない。
その職業を、その仕事を、道楽にしてしまうということです。
本当に、現実に、もし、その領域、そのゾーンに到達、入ることができるとするならば、それは、楽しいだろうなあと、今から、想像しております。
米国株、機関投資家業務に、金融実務者として、長年、携わって来た事。
自分は、相場、マーケットものが好きでございます。
これを、現実世界で、これまで生きるために取り組んできた自分の職業の集大成にしようという志で、このブログに取り組んでおります。
マーケットものをフォローして行くこと、これを、このブログで表現しています。
道楽化と言う言葉を使用しますと、遊びのように聞こえてしまうかもしれませんが、そうではありません。
職業の道楽化、自分にとりましては、このブログのコンセプトに基づいて、毎日、なにかを発信する事、毎日、アメリカ(米国)の株式市場に関することを発信する事と位置付けております。
アメリカ(米国)の株式市場と接する事を、日々、楽しむというニュアンスでもあります。
自分にとりまして、アメリカ(米国)の株式市場と接する、米国の株式市場を見て行くことは、それほど、楽しいことです。
金融実務者、プラグマティスト(実践主義者)として、また、海外事業に関わるところの企業顧問として、前述の地域に加えて、シンガポール、中国本土などへも足を運び、実際に、自分で海外に足を運んで、自分が行ってきた仕事。
それを、今度は、言葉と説明、できるだけ数値化しながら、表現し、毎日(基本週5回)、時に、日曜日の投稿も加えて、マーケットに関連することを、現実のものとして、皆さまへお伝えする。
これを、自分の中で、職業の道楽化という領域、ゾーンを目指す第一歩と位置付けております。
もちろん、言葉や説明だけだと物足りません。
自分は、もちろん、30年超の期間にわたって、実務者でした。
数字ありきの世界で生きて来ました。
今でもそうです。
実務者ならではの、言葉だけではなく、数字、できるだけ数値化して行くことから、今そこにあるアメリカ(米国)の株式市場の現実を見つめて行くということを、常に意識しております。
そして、常に、
いまから、ここから(相田みつを)
過去は過去。
常に、いまから、ここから。
これから。
いまから、ここから、アメリカ目線を崩すことなく、アメリカ株式市場に関わることを中心に、時に、アメリカの政治や法律の分野も含めて、皆さまにお伝えするブログという主旨です。
このような姿勢で、このブログに、真摯に、真面目に、取り組んでおります。
株式市場、マーケットには、それを取り囲む環境、その内側にも、メカにニズムがあります。
メカニズムを理解しながら、自分の立ち位置を確認する、その上で、アメリカの株式市場を見て行く事、とっても大切なことだと思っています。
また、マーケット、アメリカ(米国)の株式市場関係においては、日々、様々なニュースがあり、様々な報道が、様々な報道機関を通して、それはもう、たくさん、流れます。
どれも重要な事なのでしょうが、実際に、現実に、本当のところ、どれが、実際に、今、この時、この瞬間のマーケットに関係があって、どれが、さほど関係ないのか。
そのフィルターこそが大事だと思っております。
見出しと一緒に踊らない、という事を心がけています。
今、マーケット、アメリカ(米国)の株式市場は、どこを、なにを、どう見て、どう意識しているのか?
今、マーケットセンティメント、全体的な市場心理は、どうなのか?というところ、それが、ポイントです。
マーケットセンティメント、全体的な市場心理というものを、最も大切な事のひとつとして、とらえております。
最もマーケットに関係のありそうなお話、それらを、初めての方、初心者の方にも、わかりやすく、優先順位をつけて、述べて参ります。
今、なにが、マーケット、アメリカ(米国)の株式市場のポイントで、なにに、フォーカスが、なされているのか?
今、なにが肝なのか?
そこから、どのようなことが考えられるのか?
事実とデータが教えてくれるインプリケーション(示唆、暗示)は?
出来るだけ数値化しながら、ここから、考えて、行動につなげて参ります。
米NBAバスケットボールの名選手、故コービー・ブライアント氏の名言に
(氏の名言の引用です)
自信を裏付けてくれのは、それは準備だ
というニュアンスの名言がございます。
この通りだと、思っています。
このブログは、その都度、具体例を提示しながら、具体的に、その時のポイント、肝を、わかりやすく述べ、展開して参ります。
もちろん、ウォール街ならではのエピソードや、そこに存在した、存在する思考回路、行動原理などにつきましても、その時々のマーケットの焦点に加えて、お伝えして行きます。
どうぞ、皆さま、ご登録、購読のお申込み手続きの上で、購読いただけましたら、幸甚です。
どうぞよろしくお願い致します。
アウトライヤー2023
*注意事項と致しまして
・投資助言行為に該当するアドバイスは行いません。
・短期動向や個別の運用相談に関するご質問へのご回答は一切行っておりません。
・投資の最終決定はご自身のご判断と責任で行ってください。
・『アウトライヤー・ノート寄稿・アウトライヤースペース、ツィキャス及びアウトライヤーブログ』は、利益を保証するものではありません。